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『オープンサイエンス革命』に学ぶ、オンライン・コラボレーション成功の4条件

書評:『オープンサイエンス革命』

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「知」を生むサイクルに乗るためのハードル

 研究成果の公開を促す仕組みは論文制度だけではない。同じく17世紀に成立した近代特許法は、優れた発明の公開を代償として、発明者に一定期間発明を独占する権利(=特許権)を与える。新規発明を独占できることは経済的利益に直結するから、発明をいち早くオープン化するインセンティブとして働く。得られた利益を再投資すれば、次なる発見やアイディアに結び付き、再び「知」を生むサイクルに乗れる。

 素晴らしい制度であるが、著者によれば、オープン化のサイクルを生むはずのインセンティブは、同時にオープン化を妨げるハードルにもなってしまっているという。

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弦音 なるよ(ツルネ ナルヨ)

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