パナソニック くらしアプライアンス(以下、パナソニック)と全日警は、機械警備システムが導入された施設における業務用ロボット掃除機「RULO Biz」の自動清掃について、両社で新たなサービスの提案をしていくことで合意した。
昨今、人材不足やコロナ禍による衛生意識の高まりを背景に、オフィスビルや商業施設など様々な施設で業務用ロボット掃除機の運用が進んでいる。しかし、機械警備システムを導入している施設においては、稼働中のロボット掃除機が機械警備のセンサーに反応して誤報につながることから、施設閉館後にロボット掃除機で清掃することは困難であり、業務用ロボット掃除機が稼働していても問題なく機械警備可能なセキュリティシステムが求められているという。
そこで今回、セキュリティシステムを提供してきた全日警と、RULO Biz清掃プラットフォームサービスを提供するパナソニックが協業。従来と変わらないセキュリティを担保しつつ、RULO Bizが走行していても問題なく機械警備可能なセキュリティシステムを構築する。これにより、夜間や空き時間を活用したオフィスや店舗、飲食店など多用な施設の清掃業務自動化を実現するとしている。