DXを推進する「X人材」の育て方
吉原:西山さんは、講演等で「デジタル人材」を「D(デジタル)人材」と「X(トランスフォーメーション)人材」に分けて考えることを主張されています。D人材とはデジタルリテラシーを身につけた人材であり、X人材は「変革を志向して実行する人材」です。D人材は全員だということだと思うのですが、X人材、DXを引っ張る人はどれくらいいればいいとお考えですか?
西山:イノベーター理論と同じような認識で、イノベーター理論の「イノベーター」がDXにおけるX人材なので、2.5%ほどでいいと思います。100人中2~3人、1,000人いれば25人程度です。