モバイルの普及とマイクロモーメント
SNSとともに、デジタルネイティブ消費者(Z世代)にとって、モバイルデバイス(特にスマートフォン)は、日常生活にとって不可欠な存在となっていることは明らかです。NHKが2022年に行った調査[4]によれば、日本人のスマートフォン利用時間は20歳代が最も長く、1日あたり約3.5時間であることが分かりました。
Googleは2015年に、日常生活におけるちょっとした瞬間に、現代人が反射的にモバイルデバイスを使おうとする習性をマイクロモーメントという言葉で示しました。それは主に、以下の4つの瞬間です。