Works Human Intelligence(以下、WHI)は、日本企業に適した人的資本マネジメントを支援する「COMPANY Talent Management」の新バージョンの販売を開始した。
新バージョンでは、「人的資本可視化」に関する機能の追加を皮切りに、2023年年央には、ジョブ型、メンバーシップ型、双方の良いところを取り入れたハイブリット型などの雇用形態に対応した、「POSITION Management」機能を追加する予定だとしている。
2023年1月に追加される新機能の概要は以下のとおり。
「人事KPIダッシュボード」機能
内閣官房が示した「人的資本可視化指針」では、「流動性」を示す採用・離職状況や、「多様性」を示す男女の賃金差異、女性管理職比率といった指標の開示が望ましいとされている。「人事KPIダッシュボード」機能は、各企業が掲げる組織KPIを集計し、最新情報をグラフィカルに表示。定期的なデータの定義づけや集計などの作業をすることなくKPI達成状況を把握できるという。
組織人員配置
従業員の顔写真や人事情報を参照しながら、直感的な操作で人員配置や組織改編案を策定できる。確定した配置案は、従業員の人事情報を管理する「COMPANY 人事・給与」に連携され、情報更新の手間なく自動で組織図を作成するという。
モチベーションサーベイ
国際的なモチベーション測定指標である「UWES(ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度)」を採用。UWESは、日本でも「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の選定・認定のため、経済産業省が実施する調査において、エンゲージメントを測る指標として用いられている。従業員のモチベーションを世界的な指標で可視化できるとしている。