対話を通して“葛藤”に気づき乗り越える
自身を縛る“ゴースト”の存在に気づく
防御的な姿勢が和らぎ、前を向く雰囲気ができた段階で次に行うべきは、ゴーストの存在を認知する対話です。ここで有効なのが「事実情報」をベースにした議論ではなく「感情や感覚」を大切にする対話です。対話を通じて、自分たちを縛っているゴーストの正体は何なのか? 自分たちにとっては当たり前で捉えにくい曖昧な文化を自ら言葉にして自覚すること。対話の過程で起こる“対立”を乗り越える覚悟が大切です。
どんな“対立”が自社にはあるのか。普段は、蓋をしている“対立”に向き合い紐解くことで、多様な立場の多様な感情が浮かび上がります。