日立システムズは、「AI活用 データ分析代行サービス」を提供開始する。
同サービスでは、DataRobotのAIプラットフォームを活用し、顧客が用意したデータを日立システムズのデータサイエンティストが加工し、AI予測モデルを構築。アウトソーシング型サービスとして、実際に学習データを入力して得られた予測結果を提供する。
同サービスを通じて、これまで費用や人材の不足などの理由からAI導入が進んでいない中堅・中小企業を中心に、AI導入を後押しすることで、企業のDXを支援していくという。
サービスの特徴は以下のとおり。
AI導入の費用が抑えられる
1モデルから利用できるため、ライセンス提供型より費用を抑えられる。顧客がDataRobotを直接操作してAIを構築するライセンス提供型とは異なり、日立システムズのデータサイエンティストが構築したAI予測モデルを利用可能。また、ライセンス購入前のDataRobotの導入評価をサービス提供型で実施できる。
自社のデータサイエンティストが不要
AI予測モデルの構築は日立システムズが行うため、複雑な構築作業が不要。顧客が改善・効率化を図りたい業務の内容や、何を予測したいのかを聞き、顧客が予測に使うデータを準備することで、日立システムズが入力データに加工。AI予測モデルを実行し、予測の結果や、予測理由を提供する。
自社でのAI運用不要
構築したAI予測モデルの監視を行い、精度低下の兆しが出た場合には連絡の上、最新のAI予測モデルに再構築が可能。また、結果を返すだけではなく、他の業務システムとの連携も支援できるという(モデル再構築、他システム連携は別途費用が発生)。