従来、大学では、教室の変更や休講案内、学会等イベントの案内等において、紙による掲示物を作成し、その都度張り替える運用を行ってきたが、教室数の増加により、同様の作業を、なるべく手間をかけずに行いたいというニーズがあった。
これを受け、ソニービジネスソリューションは、今回導入されたデジタルサイネージシステム用に、ソニーのデジタルペーパーを活用した表示端末を開発した。
今回、ソニーのデジタルペーパーを活用した表示端末が選ばれた理由としては、世の中の書類の大半を占めるA4サイズである点に加え、反射光を表示に利用しているため紙のように広視野角を提供できる点、また、高コントラストで視認性に優れている点が挙げられる。
加えて、バックライトを使用せず、表示変更時のみ電力を使う方式のため、低消費電力であること、停電時にも継続表示ができることも、高く評価されたという。