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デザイン・イネーブルメントによるDX推進

デザイン活用の成熟度から考える「デザイン・イネーブルメント」──組織規模の違いや属人性の発揮とは?

第3回

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デザインの「活用度合い」に関するさまざまなモデル

 では、「デザイン・イネーブルメントの段階」をどのように判断・診断すればいいのでしょうか。既に先人が多くのヒントを与えてくれいます。

デザインラダー
クリックすると拡大します

 企業や組織のデザインの活用度合いを取り扱うモデルは多岐にわたります。最も有名なもので言えば、デンマーク・デザインカウンシル(DDC)が提唱する「デザインラダー」があります(上図)。これは、「ステージ1:デザイン活用なし」「ステージ2:スタイルとしてのデザイン」「ステージ3:プロセスとしてのデザイン」「ステージ4:戦略としてのデザイン」という4段階にデザイン活用のレベルを分解し、それぞれの段階に応じたデザインの領域や解釈について紹介しています。

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本村 章(モトムラ アキラ)

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