商船三井と、電気推進船(以下、EV船)の所有・販売を目指すスタートアップ企業のPyxis Maritime(以下、Pyxis)は、海運業界を取り巻く環境意識の高まりに対応するため、シンガポール域内でのEV船事業化に向けたEV船の共同研究・開発・建造・日本でのEV船導入拡大に向けたマーケティングで協業することに合意し、覚書を締結した。
商船三井は、Pyxisと協働して、クリーンエネルギーの導入に取り組んでいくとのこと。両社は、海運業界とそれぞれのステークホルダーを巻き込み、また両社の知見を織り交ぜ、環境規制の導入動向を注視しながら脱炭素に向けた取り組みを実施する予定だという。
今後、商船三井の海運会社としての知見に加え、Pyxisのスタートアップ企業としての発想力と意思決定スピードを生かして、EV船事業化への取り組みを推進するとしている。