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オープンイノベーションとCVCの実践者

クラレ濵田氏がシリコンバレーで学んだ、オープンイノベーションにおける“投手と捕手の二刀流”とは?

【前編】株式会社クラレ イノベーションネットワーキングセンター ジェムストン推進グループ グループ長 濵田健一氏

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The ジャパニーズ・サラリーマンがシリコンバレーに溶け込み、本社とスタートアップの間に立てた理由

濵田:もとから本社側がオープンイノベーションに慣れていて、かつ積極的な体制であれば、若手人材でも十分活躍できるとは思います。ただ、私がシリコンバレーに駐在した当時のクラレは、オープンイノベーションにもスタートアップにも知見が乏しく、本社側の組織体制もこれからといった状況でした。それを踏まえると、私のようなタイプが選ばれたのは間違いではなかったのだと思います。

 ただ、私が苦労することなく仕事ができたかといえば、そうではありません。シリコンバレーの文化や行動様式に馴染みながら、本社側の体制も整えていかなければいけなかったので。中垣さんの例えでいえば、ピッチャーとキャッチャーを同時にしているような状態ですから、試行錯誤はしましたね。

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島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

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