KDDIは3月26日、ソラコムの「スイングバイIPO」による東京証券取引所グロース市場への新規上場を発表した。
ソラコムは2017年8月にKDDIグループに参画、IoT事業を成長させてきた。IoTプラットフォーム「SORACOM」は、世界中のエネルギー、製造、金融、コンシューマー製品、ヘルスケア、農業など様々な業界の2万超の顧客により、600万回線を超えるデバイスをつなぐ通信として利用されているという。ソラコムは創業当初から「つながる社会」を作り上げる顧客を支援するグローバルプラットフォームを目指しており、今回の上場により、さらなる事業成長とグローバル展開を加速させていくとしている。
KDDIは今後も、グローバルに通用するスタートアップ企業の上場を支援し、ソラコムをモデルとした「スイングバイIPO」の案件をさらに作り出していくという。