個別のサービス開発よりも“届ける”ことに徹する
大角:ヘルスケアビジネスは、新規参入が難しいとされています。KDDIがヘルスケア事業を成長させるにあたり、意識したポイントはありますか。
田口:まずはマネタイズ方法です。先ほどお伝えした通り、特に予防領域のビジネスはマネタイズしづらく、サステナブルなサービス提供が難しいという課題がありました。そこで、「auウェルネス」のアプリ自体は無料ですが、さらに豊富なサービスが利用できる有料の「プレミアムコース」の他、会員限定の「カラダ家計スマートほけん」を用意しました。