生成AIを業務に取り入れるステップとその“障壁”
では、生成AIを実際の業務に取り入れるためには、どのような手順を踏めばよいのだろうか。この点について岡田氏は、松尾研究所で機械学習プロジェクトの企画からPoC、開発までを一貫して担当する金氏の意見を問うた。
金氏によれば、生成AIを活用するには、大きく3つのステップがあるという。まず生成AIをインストールし、一般的に利用する導入するのがステップ1、次に組織内文書を読み込ませて検索可能にし、組織専用の生成AIを構築するのがステップ2、そしてLLM(大規模言語モデル)を利用し、本格的なDXや業務改革に取り組むのがステップ3だ。