「非合理な意思決定」と「合理的な説明責任」の折り合いをいかにつけるか
宇田川:前半の話の中で、kubellでコンフリクトが起きるのだとしたら現段階では合理的な根拠づけや説明が難しい意思決定、つまり、非合理にも見える意思決定をしなければいけないときで、その意思決定を下すトップをどれだけ信じられるかという問題なんだと言っていましたね。
人間というのは、説明できる理性には還元できない情念を持って生きている存在だと思います。分かりやすく合理的には説明できないけれどやらざるを得ない感じ、というのがあるじゃないですか。ビジョンなんてまさにそういうことでしょう。