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経営戦略としてのサプライチェーン変革

なぜYKK APはロジスティクス部門を社長直下にしたのか──岩﨑CLOが描く次代のサプライチェーン

ゲスト:YKK AP 岩﨑稔氏

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企業経営においてCLOを設置する意義

真畑:YKK APという大手建材メーカーから見て、現在の物流環境をどのように捉えていますか。岩﨑さんが考えている課題など、お教えください。

岩﨑:国内でいうと、一番の課題はドライバー不足ですね。ドライバーがどんどん減っていますし、近い将来、本当に荷物を運んでもらえなくなるのではないかと考えています。パレットへ荷物を積み付ける「パレタイズ」や、多数の荷物を一つにまとめパレットごと輸送をする「ユニットロード化」といった輸送効率を上げる取り組みは、2016年頃から着手してきました。一方で庫内業務をはじめ、手作業による荷物の積み下ろしなどはまだ省力化の余地があると思っています。そのあたりの業務の自動化は、この2年ほどで整備していく予定です。

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この記事の著者

加藤 智朗(カトウ トモロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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