パキスタン、日本、アメリカ。世界どの地域にも共通する「教育の課題」
各国の「Teach For --」はTeach For Allとして連携しており、教育課題へのアプローチなど情報交換を行っている。そのネットワークから明らかになった世界中で共通する教育の課題が、「Teach For Allが各国の組織を通じて世界に広がる仕組みになったということで、一番感じた教育上の課題はなんですか?」というウェンディへの質問で見えてきた。
非常に異なる課題をそれぞれの国が抱えていますが、根本的なところは非常に似ていると感じています。パキスタンで会議をした時、何がパキスタンに特有の問題なのかということをメンバーに質問しました。すると、一人の女性が『問題はみんなと一緒だ。何も変わらない』と言っていました。
パキスタンでは私たちが相手にしている子供が成功できるということを、教師・親・子ども自身、誰もが信じていない。そのことがすべての問題の源であると彼女は言いました。つまり、マインドセット、意識の問題です。これは世界中で共通している問題で、私たちが主に戦っているのは、このような「諦める」という意識、その意識を変えることを困難にする全ての要素です。
(ウェンディ)
世界中、つまりアメリカや日本でも「子供の未来における成功を信じない」という意識が教育の中に根付いてしまっている。