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LENZ&Co.、IPO準備企業向けに「IPOプロセスのラスト半年に潜む最大の罠とは?」を公開

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 LENZ&Co.(東京都港区、代表取締役Co-CEO:木下翔太、長谷川翔平)は2025年11月18日、IPOを目指す企業のCEOおよびCFO向けに「IPOプロセスのラスト半年に潜む最大の罠とは?」と題する情報資料を公開した。

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 IPO(新規公開株)を目指す企業にとって、未上場フェーズでのバリュエーションと上場直前の公開価格との間にギャップが生じ、想定していた時価総額より大きく下振れるケースは少なくない。LENZ&Co.は、こうした評価ギャップの要因を「未上場フェーズの事業計画の脆弱性」と「上場フェーズでの目線の短期化」の2点に集約し、資料内でそれぞれについて解説している。

 同資料では「①想定価格」「②仮条件・公開価格」「③初値以降」という3つのバリュエーション決定タイミングごとに、主要な関係者(主幹事証券、機関投資家、個人投資家)に対してどのような訴求や働きかけが必要か、段階ごとにチェック項目とともに施策を提示している。

 例えば、
・想定価格設定では、主幹事証券との比較企業(Comps)議論に依拠するだけでなく、自社のバリュエーションポイントを洗い出す重要性を強調。
・仮条件や公開価格の設定にあたっては、30~40社に及ぶ機関投資家への訴求力や、ネガティブ要素にも耐えうるロードショー資料の充実が必要である点を解説。
・上場初値決定後は、情報入手が限られる個人投資家への明快な情報発信が求められることにも言及し、具体的なコミュニケーションの手段についても触れている。

 今回公開された資料は無料でダウンロード可能となっており、IPO準備企業にとっては、上場時に時価総額を適切に確保・向上させるための実践的なガイドとして有用だ。企業価値が計画段階と上場局面で乖離しやすい現状を踏まえ、関連部門は本資料にて示された各プロセスでのチェックリストを活用し、組織的なリスク管理と企業価値訴求に役立てることが期待される。

 LENZ&Co.は、ファイナンスとクリエイティブの両面から企業価値の最大化を支援しており、今後も経営企画部門や上場準備企業向けに各種支援コンテンツを提供していく構えだ。

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