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新規事業 LEADERS 2026

大企業が「共創の場」を持つメリットは? NTT西日本と富士通に聞く、イノベーション拠点の“真価”

新規事業 LEADERS 2026 レポート: NTT西日本 浮田昭夫氏、富士通 浮田博文氏

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 2026年1月開催の「新規事業 LEADERS 2026 produced by Biz/Zine」より、「東西イノベーション施設の雄が語る『共創』を加速させるしくみ」セッションをレポート。NTT西日本の「QUINTBRIDGE」運営担当・浮田昭夫氏と、富士通「Uvance Innovation Studio」責任者・浮田博文氏が登壇。大企業が「リアルな場」を持つ意義、コミュニティが自走するイベント設計やKPI設定など、共創エコシステムを機能させる実践論を探る。

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100以上の新規事業創出を目指す。NTT西日本「QUINTBRIDGE」の全貌

Biz/Zine編集部・梶川(以下、梶川):本セッションでは、NTT西日本と富士通という日本を代表する企業で、先進的なイノベーション施設を運営されている2名の「浮田さん」にお越しいただき、共創の仕組みについてうかがっていきます。まずはNTT西日本の取り組みからご紹介をお願いします。

浮田昭夫氏(以下、浮田(NTT西)):NTT西日本の浮田昭夫と申します。実は富士通の浮田さんとは同じ2000年入社で苗字も同じ、さらにオープンイノベーション施設の運営責任者という偶然があり驚いています。私は法人営業や人材育成を経て、グループ会社での新規事業開発を経験し、現在は「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」の立ち上げと運営を担当しています。

NTT西日本株式会社 経営企画部 ミライ事業共創室 担当部長 浮田昭夫氏
NTT西日本株式会社 経営企画部 ミライ事業共創室 担当部長 浮田昭夫氏

梶川:QUINTBRIDGEはどのような施設なのでしょうか。

浮田(NTT西):2022年3月に、大阪の京橋にあるNTT西日本の本社敷地内に開設しました。QUINTBRIDGEの名前は、「Quintillion(100京)」と「Bridge(橋)」を合わせた造語で、「100京橋」という語呂合わせから、100以上の新規事業や社会課題解決を生み出したいという想いが込められています。

 2025年10月時点で法人会員が2,111組織、個人会員が2万9,000人いらっしゃる、地上3階建て・約4,000平米の施設です。1階は出会いを生むイベントフロア、2階はアイデアを形にするためのフロア、3階は入居者専用で、スタートアップや支援組織が入居しているフロアとなっています。

 私たちの理念は「Self-as-We~「わたし」の挑戦を「わたしたち」の挑戦へ~」です。NTT西日本と共創する施設ではなく会員同士が課題やアセットを持ち寄り共創する施設であり、NTT西日本もプレーヤーの一人であることに強いこだわりを持っています。

QUINTBRIDGE 施設紹介
クリックすると拡大します

土日も含め無料開放で共創を加速。富士通「UiS」の挑戦

梶川:続いて富士通の浮田さん、お願いします。

浮田博文氏(以下、浮田(富士通)):富士通の浮田博文と申します。私も同じく2000年入社で、ネットワークエンジニアやクラウドビジネスの立ち上げなどを経て、現在は10年目を迎える「FUJITSU ACCELERATOR」の代表と、「Uvance Innovation Studio(UiS)」の施設運営責任者を兼任しています。

富士通株式会社 戦略アライアンス本部 シニアディレクター FUJITSU ACCELERATOR代表 浮田博文氏
富士通株式会社 戦略アライアンス本部 シニアディレクター FUJITSU ACCELERATOR代表 浮田博文氏

梶川:UiSとはどのような施設なのでしょうか?

浮田(富士通):FUJITSU ACCELERATORがスタートから10年経ち、スタートアップ協業実績も累計約240件となりました。これをさらに加速させるリアルな場として、2025年7月、川崎駅前のUvance Kawasaki Tower内にオープンしたのがUiSです。

 大きな特徴は、無料で利用でき、土日祝日も含め朝7時から23時まで開いている施設である点です。富士通の手のひら静脈認証技術を使って無人で入退室できるため、富士通の社員を介さずに誰でも自由に出入りできます。

 元々社外の方に開放していたもののあまり使われていなかったスペースを、オープンに振り切ってリノベーションして運用している手作り感も特徴ですね。

Uvance Innovation Studio(UiS)
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なぜ今、大企業に「リアルな共創の場」が必要なのか?

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この記事の著者

梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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