「いいものができた」だけでは売れない。当事者発プロダクトが陥った“個人商店”のリアル
椿:そこから2020年5月に会社を設立されますが、プロダクト開発はどのように進めたのですか。
水田:実は設立時点では、何をどう作るかすら明確ではありませんでした。ただ、「どんなに市場が小さくても、自分の原体験から始めないと意味がない」というあっこさんの言葉に背中を押され、まずは医療用ストッキングの開発から着手しました。自分と同じ病気の患者仲間にヒアリングし、国内の工場に直談判して、わずか5ヵ月というスピードで製品化にこぎつけました。
