2026年6月30日、デジタルガレージはINQと協業し、スタートアップ企業の資金調達過程で生じる資金繰りの空白期間に対応するための決済サービス「DGFT請求書カード払い for INQ」を開始した。本サービスは、デジタルガレージが提供する法人向け決済サービス「DGFT請求書カード払い」を、INQの支援先企業に最適化したものである。

スタートアップ、とくに創業期や急成長期にある企業にとって、キャッシュフローの安定と資金繰りの柔軟性は事業成長の鍵となる。しかし、実際の資金調達や大型の融資が実行されるまでにはタイムラグがあり、その間の資金ショートが経営課題となる場面が多い。INQはこれまでに累計1,300社以上、総額130億円以上のスタートアップに対してデットファイナンスを支援してきた。その中で「資金調達中に発生する広告費や仕入れ代金などのコスト支払いを先延ばしにしたい」という要望が数多く寄せられていた。
「DGFT請求書カード払い for INQ」は、銀行振込が指定された請求書の支払いをクレジットカード決済(JCB/Visa/Mastercard/Diners Club/SAISON/NICOS)に切り替え、カード引き落とし日まで支払い期日を最大60日程度繰延できることが特長だ。これにより、資金調達や融資の実行までのつなぎ資金、売上入金前の広告費や仕入れ代金、突発的な外注費の支払いなど、さまざまな場面でのキャッシュフロー変動への備えをサポートする。

デジタルガレージの「DGFT請求書カード払い」は、カード決済に対応していない取引先に対してもユーザー名義で立替振込を行うため、法人同士の取引においても柔軟な支払い方法の提供が可能となる。利便性向上のためAI-OCRによる「請求書自動取り込み機能」、電子帳簿保存法対応の「受取請求書の管理機能」、外部システムと連携するAPI連携機能なども提供している。
デジタルガレージグループでは、りそなグループと連携したSME向け金融サービス「Digital Garage Bank / DG Bank(仮称)」の構築も進めている。今回の「DGFT請求書カード払い」事業は、同基盤が提供する資金繰り・B2B決済Platformの根幹機能として位置づけられている。
今後もデジタルガレージとINQは両社のノウハウをかけあわせ、キャッシュレス化や企業の資金繰り支援ソリューションを拡大していく方針だ。
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