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ビジネス数字力養成講座

「ビジネスを数字で捉える力」を磨くルーティーン―その核となるサイクルでの要点

第2回

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 前回、数字力とはビジネスを客観的に捉え、他者と共有するための能力であるとご紹介しました。今回は、その「数字を用いてビジネスを客観的に捉える」ということについて解説していきます。

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数字を見て“何か”に気づき、理由を考える作業が「仮説構築」

 「数字」を眺めていると、ビジネス上の“気づき”を得ることがあります。“気づき”とは、例えば「この商品は、他の商品より売れていない」とか、「この店舗は、他の店舗よりも週末に来店が集中する傾向にある」とかいったものです。

 この気づきを得た後は、その理由を考えることになります。この理由を考える作業が“仮説構築”です。仮説構築というと、コンサルタント的な仕事のやり方だなと拒否感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
 ただ、そういう言葉で表現するかどうかはともかくとして、これは、日常の仕事において、どなたもやっている行為です。日々の仕事の中で、「この日の来店客数が少ないのは、雨が降っていたからではないか」、「この商品の売上が少ないのは、品切れしていたからではないか」、「この店の売上が減少傾向なのは、競合店に客を奪われているからではないか」といったような、想像を巡らせたことが必ずあるハズです。これこそが、自らの中で「仮説(仮の理由・答え)を作る作業」です。

ビジネス数字力の仮説検証サイクル

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数字を使って“なぜか”を深掘りする作業が「仮説検証」

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この記事の著者

田中 耕比古(タナカ タガヒコ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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