“社内の想い”と“トップの狙い”が交差して生まれた「新しいコンセプト」
小林:
待ってくれと言われた斉藤さん自身も当事者となり、新しい組織であるTS事業室は発足しますが、どのように動き始めたのですか?
斉藤:
最初は、本社ビルの物置用のフロア・スペースにいたんですよ(笑)。使わない椅子や机が積んであるようなところの一角です。誰からも何も言われないような隔離された場所に最初のメンバー4人が集まって、いろんなことを議論したり、外にネタを探しに出かけたりしました。4人とも強い思いを持っていて、新しいものを出すということに対してすごく熱量が高い状態でした。