直観やひらめきではなくパターンの組み合わせでアイデア創出
では、ビジネスモデルのアイデアはどのように生み出すことができるか?ホフマン氏によれば、それは過去50年間の企業のイノベーションのパターンの組み合わせによって創造できるという。BMI社は過去の企業のイノベーションの例を抽出し、55種類のビジネスモデルパターンとしてまとめた。
新たなビジネスモデルの9割は、この55のパターンによって構成されます。それぞれのパターンのつながりや組み合わせを考えることが、ビジネスアイデアにつながるのです。
たとえば顧客が定額の料金を支払う「サブスクリプション」、「サプライ品モデル」などは様々な業界に転用、組み合わせ、再利用が可能だ。そして一見新しいものと思える、「Uber」や「Airbnb」などのシェアリング・サービスもつぶさに見ていけば、過去のパターンの組み合わせで説明ができる。フリーミアムモデルも同様だ。