組織行動によるRegular Innovationsのエッセンス②
5:当事者を揺さぶる異分子
社内に変革チームや業務改革室という組織を持つ企業があります。ポイントはそのメンバーが外部性や客観性を発揮できているか、変革に集中できているか、当事者に遠慮したり同調したりしてコミットが中途半端になっていないか、です。あくまで当事者が主役ですが、この変革チームの外部性、集中、コミットの3要素も実は組織変革成功の鍵を握っています。
6:変革を浸透させる型・枠・場
Innovationと聞くと、絶えず新しいことに取り組んでいるような印象がありますが、常に新しいことばかりでは肝心の行動が追いつきません。成果を出すには継続性が重要、しかも型や枠を決めて少し窮屈めにやる必要があります。行動変容って窮屈なんです。だから型と枠で固める必要がある。それを集団でできるように場が必要になる、ということです。