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GVA TECH、証拠解析から書面作成まで自動化する「AI書面作成」を正式リリース

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 GVA TECHは2026年3月2日、弁護士向け生成AIサービス「AI書面作成」を正式リリースした。AI書面作成は、訴訟に関わる証拠解析から訴状・答弁書・準備書面などの法律書面作成を、自動的かつ一貫して支援するシステムである。

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 このシステムは、法律業務において多くの時間が費やされる証拠の読解や整理、書面作成のプロセスを自動化する。弁護士の思考プロセスをAIに組み込んだ連続型設計を採用し、高品質な業務効率化を実現するとしている。既に数十の法律事務所でトライアル利用され、今回の正式リリースに伴って機能も大幅にアップデートされた。

 開発の背景には、企業・個人の相談や依頼の需要増加に対し、弁護士数の増加にも関わらずリソース不足が続き、社会全体で十分な法的支援が行き届きにくい状況がある。訴訟対応では膨大な証拠の整理や事実関係の把握、各種書面の作成など多くの作業が求められている。

 AI書面作成は、事務所で利用するストレージと自動連携し、証拠ファイルやヒアリングメモ、過去案件を選択後、ワンクリックでAIが法律書面を生成する。複雑なプロンプト設計は不要とされており、必要な要件事実や証拠構造はシステムにあらかじめ内蔵されている。事件の類型選択だけで的確な事実整理や評価に基づいた書面出力が可能である。

 また、大量の証拠ファイルを一括解析する機能も持つ。ファイル追加や指示を繰り返す中で指示内容を失念しがちな一般的なAIとは異なり、多数の記録から正確に事実を抽出・引用する。Googleドライブ、Box、SharePointなど主要ストレージとの自動同期、書式のWord変換、ISMS認証(ISO27001)取得等、情報セキュリティ面も強化されている。

 代表の山本俊は「AI書面作成は弁護士実務におけるAIトランスフォーメーションを実現し、弁護士の生産性向上と業務効率化を支援する。法的支援の拡大に寄与し、社会全体の法務リソースの向上にもつながる」とコメントしている。

 トライアルユーザーからは、「実務における弁護士の思考プロセスが高いレベルで再現されており、証拠の事実抽出精度が高い」「膨大な証拠資料の読み込みから訴状作成が短時間で可能になった」といった評価が寄せられている。

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