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サピエンス消費

なぜモノが売れないのか──“刺激‐反応化”する消費を「進化心理学」から読み解く

サピエンス消費:第1回

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サピエンス消費のアプローチとビジネスメリット

 サピエンス消費のアプローチは、進化心理学(evolutionary psychology)の理論をバックボーンとしている。進化心理学では、我々の「心」も生物進化の産物だと捉える。「なぜそう感じるのか」、「なぜそう振る舞ってしまうのか」、といった問いを生物進化の観点から検討するのである。近年の認知科学、進化生物学、脳神経科学といった研究分野の進展により様々な生物進化の証拠が提出されるようになり、それらに影響を受けるかたちで進化心理学も進展している。進化心理学を応用して、欧米では「消費者心理学」「消費者行動論」といった学問領域での進化的消費(evolutionary consumption)の研究も盛んに行われている。

 こうした流れをくむサピエンス消費のビジネスメリットとして、ここでは、1.仮説づくり、2.一般化の可能性、の2つを紹介したい。これらは、消費行動に関するリサーチ、また、それをもとにビジネスアイデアを創出する場合に有用な武器となるだろう。

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水師 裕(スイシ ユタカ)

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