“レールから外れる”以前に“いつも間違った場所にいる”キャリア──いまそこにある「苦手な仕事」を楽しめる能力
島原:プレイングマネジャーになってから少しして、ずっと所属していたリサーチ部門が突然なくなったんです。事業継続を判断するための計画を求められて、僕がその計画の責任者として経営と交渉をしてたのに、その計画の実行途中で結果を待たずに打ち切られた。そのことに理不尽さを感じたのと同時に、アルバイトのスタッフや派遣社員や契約社員も辞めざるを得なくなった状況が嫌になって辞表を出しかけました。ところが、結婚情報誌のゼクシィ事業部から声をかけてもらったんです。「ゼクシィ、女の園だぜ!行く!」って(笑)。