“浮く”ことをよしとするカルチャーを育てるには?
仲山:トラリーマンはベンチャー創業者や地方の経営者など「異種のトラ」と付き合うのが上手、という仮説があるのですが、戸村さんは社外のネットワークづくりも積極的ですか?
戸村:そうですね。まず、所属や職種、年齢といった記号からの先入観で付き合うことはないですね。社外からの相談も多いんですが、利害関係考えずに、お互いにギブの精神で。自然と知り合いは増えていきます。私は今たまたまソニーという会社で「社会にとって新しくておもしろいことをやろう」と思っていて、そのベクトルが合う人と自然に引き寄せ合って仕事につながる場合も多いですね。