親しくなってから仕事を頼むのではなく、仕事をして親しくなるというスタンス
岩佐:親しくなってから仕事を頼むんじゃなくて、「仕事をして親しくなる」というのが僕のスタンスですね。やっぱり仕事をしてみないと相手の全体像をつかめないし、自分が何者かも分かってもらえない。一度仕事でしっかり信用してもらえたら、関係性は長続きすると思っていて。
安宅さんも初対面で「この人、すげー」と感じたからすぐに仕事を依頼して、やり遂げてから仲良くさせてもらっているし、(早稲田大学ビジネススクール准教授の)入山章栄さんもそうですね。一緒に仕事をしたことで関係ができたと思っています。僕はそもそもあまり社交的じゃないんで(笑)、いろんな人と会って不特定多数の人脈広げて……っていう行動が得意じゃないです。異業種交流会とか全然行かないですし。「会いたい」とずっと思っている人には、必要な時に会えるとどこかで思っています。仲山さんもまさにそうでしたし。