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アジャイル組織を運営するゆめみ片岡代表取締役が、社員と対話した“8つのきょういく”とは?

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「全員CEO」として、考え続けてほしいという想い

 最後の「恐/怯育」に関しては、まだ片岡氏自身も考え中だと話す。人間の本能には「恐怖や怯え」がある。脅威に対して、戦ったり逃げたりできるのは恐怖や怯えがあるからだ。つまり大事なものではある。また恐怖や怯えを感じる一番の対象は「死ぬこと」であることから考えると、恐怖や怯えを感じられるのは、それが予測しにくく不可避であるからと考えられる。

 ゆめみのプロジェクトマネジメントでは、リスクの発生確率と影響度をそれぞれ3段階で考え、リスクが起こりにくい、もしくは影響度が低いものに関しては許容することにしている。また、予測しづらいものも、なるべく要素を分解して予測しようと努めている。それでも、本能的な怖さを感じるときはある。たとえば、大きな意思決定をする際には恐怖を感じるはずだ。そういった場合には人によっては誰かの助言を求め、人によっては自分一人で決めることがあるだろう。今までにうまく意思決定ができたときを思い出し、決め方だけは決めておくといいのではないかと片岡氏は話した。

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