日本企業が重視すべき「Oデータ」と「Xデータ」の活用
カッシアーノ:OデータはERPや業務システムなどに蓄積されているデータで、生産や販売、売上コスト等のオペレーションデータを指します。これを見ることによって、ビジネスで「今」「何」が起きているかがわかるものです。Xデータはアンケートやインタビューなどから把握できる、人の体験や想いに基づくデータです。これを見ることによってビジネスや顧客の行動等、物事の「なぜ」が明らかになり、ニーズや対処法を予測することができます。今後はこのOデータとXデータを同時に処理、管理できるプラットフォームが必要になってきます。
このプラットフォームは、カスタマー・エクスペリエンス・リーダー企業へと変革するための3つのステップをアジャイルに行なうことを支援します。SAPは、モノ売りからコト売りへと発展をし変革したい企業にプラットフォームの提供を行なうことで、具体的に支援をしてきています。