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大企業を“サブスクリプション3.0”へ進化させる「導入時の3つの視点」と「マーケティングの5P」とは

Biz/Zine Dayセミナーレポート Vol.5:株式会社電通デジタル 安田裕美子氏

[公開日]

[講演者] 安田 裕美子 [取材・構成] 伊藤 真美 [写] 和久田 知博 [編] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

[タグ] カスタマージャーニー サブスクリプション 顧客体験 CX DX

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サブスクリプション3.0における「マーケティングの5P」、大企業が事業成長につなげるステップとは

 このように、「1.ユーザーの期待を超えるサービス設計」「2.収益を上げるプライシングモデル」そして「3.離脱を抑え、つながりつづけるカスタマーサクセス」の3つの視点を考えると、マーケティングが変わってくる。これまでは4P(Product、Price、Place、Promotion)が基本だったが、今後は「顧客(People Data)」を中心に、「体験価値(Experience)」「柔軟な価格設計(Dynamic Price)」「接点のプラットフォーム化(Platform)」「アクティブ施策やロイヤリティプログラム(Program for Activation & Royalty)」の5Pが重要になり、それぞれのピースを連携させて考える必要がある。

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 では、大企業が「サブスクリプション3.0」を始めるにはどうしたらいいのか?

 安田氏は、「まったくの新しい市場で新規ビジネスに挑むより、大企業の強みである既存事業で顧客とのつながりを築き、顧客理解を深めることが重要」と語る。そして「シェアリングサービスやサブスクリプションなど新しい買い方の提案で新規層市場を取り込む、取引前後のコミュニケーションによりLTV向上を目指すなど、既存事業の資産を生かしながら素早く事業拡大するのが望ましい」と強調した。

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 実際、デジタル時代に不可逆的なビジネスモデルであることは間違いないが、始めるには乗り越えるべき点も存在しており、不安は尽きない。投資回収に時間がかかり、業務プロセスや組織などに変革が必要になる場合もある。当然、データやテクノロジー人材も必要で、新たに生まれると想定される顧客対応などのナレッジも求められる。

 安田氏は最後に電通デジタルの「サブスクリプション導入プログラム」を紹介。サービス開発、施策開発、システム構築までをワンチームで提供する。

 「サブスクリプションだけでなくシェアリングサービスなど新規サービスの開発実績も豊富であり、ビジネス開発やデータまでそれぞれ熟知した人間が集まっている。ぜひ、興味のある方は連絡してほしい」と語り、セッションを終えた。

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