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新規事業の“デジタル・ゲームチェンジ”

なぜ課題解決視点の新規事業はコモディティ化するのか──未来視点で新規事業を考える「問いの定義」とは

第7回:WHITE流シナリオプランニング【後編】

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課題解決視点の新規事業は、なぜ“息詰まる”のか?

 「問いの定義」ができたら事業・サービスコンセプトを検討していきますが、ここから先は一般的なアイデア創出のフレームワークやワークショップなどを活用して魅力的な解決策をつくっていけると思います。なぜなら、前提条件の異なる未来の「問いを定義」しているため解決策での独自性は必要ないからです。未来の世界での新しい事業・サービスを楽しみながら考えてみてください。

 以上で、未来視点から新規事業を考えていくための「問いの定義」までを解説させていただきました。難易度が高いと感じられた方も、ぜひ一度挑戦してみてください。私達はいつでも未来の世界の第一歩にいます。ただし、どこに進んでいくのかを自分自身で考えておかなければ、どこに踏み出してよいのかわかりませんし、前に進んでいるのかすら判断できないと思います。まずは、未来を考えること。もし、新規事業につなげられなかったとしても絶対に無駄にはなりません。なぜなら、未来を考えた自分には新しい視点、新しい判断の軸が必ず獲得できているからです。本稿が、みなさんが未来を考えるきっかけになれば、筆者としては大変うれしく思います。

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この記事の著者

小池 祐介(コイケ ユウスケ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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