IPランドスケープに携わる人材の評価指標と育成方法
Q2:事業については事業部メンバーが当事者として動かしていて、当然その内容に一番詳しいと思います。そのため知財メンバーが作ったシナリオが事業の実態と合わない、もしくは既に事業部内で検討済みといったことが起こりませんか?
旭化成の和田氏は、事業部が求めている内容と知財メンバーのシナリオとのズレに関しても対応している。具体的には、事業部が主体となってシナリオを作り、それを知財部門が牽引・サポートするという体制でIPランドスケープを動かしている。このフローを徹底させることで、最終的に事業部門の要望に的確に応え、かつ精度の高いシナリオができていくとした。