目の届きにくい範囲をマネジメントする工夫とは?
押久保:マネジメントをする人数が多くなってきたり、自分の下にマネージャーがいて、その下にメンバーがいるという階層的な組織を担当するようになったり、既存組織に途中から入ってマネジメントをすることになったりする場合、目の届きにくい相手をマネジメントすることになります。チェックポイントを決めて確認する他に、何か必要だと思うことはありますか?
小関:直属のメンバーだけという規模では自分の目で確認するのが一番ですが、人数が増えてくるとそれだけでは回らなくなります。規模が大きくなると自分の下にマネージャーを置くようになるので、サマリーを吸い上げることによる情報収集が主になると思います。ただ、それだけだと見誤ってしまう可能性があり、メンバーと1on1の機会を持ったり、隣の部署のマネージャーからも情報が入ってくるルートを確保したりと、いくつかの“動線”を作ることが重要です。