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アクセンチュアとServiceNow、働き方改革の促進に向けた専任のビジネスグループを設立

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 アクセンチュアと米国ServiceNowは、企業および公共機関の顧客のデジタルトランスフォーメーションに向け、業務上のさまざまな課題解決を支援する新組織「アクセンチュア サービスナウ ビジネスグループ」を設立した。両社は今後5年間で、本ビジネスグループに数百万米ドルの大規模な投資を行うとしている。

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 新型コロナウイルス禍において、企業や組織はこれまで以上に迅速なイノベーション創出、コスト削減、生産性の向上や顧客ニーズへの対応が求められている。本ビジネスグループは、こうしたビジネス環境下においてパーソナライズされた顧客体験および従業員体験を可能にするデジタルワークフローを通じて、顧客が組織全体におけるビジネスプロセスを迅速に最適化し、テクノロジー投資の価値を最大限に引き出せるように支援する。これにより、顧客の顧客および従業員は、ServiceNowが有するセルフサービス機能やリモートワークツールを通じて、業務の柔軟性、機動性、選択性をより一層高めることが可能になるとしている。また、テクノロジーを活用しワークフローをプラットフォーム化することで、より先進的な業務環境を確立することができ、ビジネスニーズや顧客ニーズへの柔軟な対応、従業員エンゲージメントの促進、生産性の向上、業務環境の整備に関するコストの最適化を図ることができる。

 本ビジネスグループは、業界や分野に特化したソリューションやサービスを顧客に提供する。まずは通信、金融サービス、行政、製造、ヘルスケア、ライフサイエンス分野を中心に、顧客のデジタルトランスフォーメーションプログラムの推進を支援する予定。また、従業員エンゲージメント、カスタマーサービスおよびオペレーション、ITオペレーション向けの人工知能(AI)、セキュリティやリスク対応といった分野のワークフローにおいて、イノベーション創出を推進する。将来的には、その他の業界向けのソリューションも開発していく予定だという。

 アクセンチュアは、約8,500人のServiceNowに精通した専門家を有している。本ビジネスグループは、さまざまな業界において、変革に資するワークフローやプラットフォームの開発、マーケティング、営業、事業開発に精通した両社の専門家を集結させた組織であり、業界や分野に特化した先進的なソリューションの開発を通じ、具体的な成果を顧客にもたらすとしていう。

 例えば、アクセンチュアとServiceNowの顧客であり、51,000人以上の従業員を擁する大手製薬会社のベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim)は、ServiceNowのテクノロジーとアクセンチュアのサービスを利用して、世界中の従業員と顧客に対し、一般消費者向けのサービス品質と同等の首尾一貫した体験を提供してる。

 アクセンチュアとServiceNowは、政府機関への支援も共同で行っている。2020年初め、アクセンチュア連邦サービス(Accenture Federal Services、以下AFS)が、米国の退役軍人省におけるエンタープライズサービス管理とIT機能のモダナイゼーションを支援する9,600万米ドルの契約を受注し、ServiceNowを使用してデジタルトランスフォーメーションを全面的に推進することを発表。AFSは退役軍人省と協力しながら、Now Platformを使用し、手作業であったワークフローの自動化やAI、機械学習の活用を推進することで、省の職員が退役軍人に貢献するためのより複雑な業務に対応できる環境の構築を支援している。

 アクセンチュアは、ServiceNowの顧客として、自社内でServiceNowを採用しており、従業員エンゲージメント、請求書処理、資産管理、ITオペレーション向けのAI、世界共通のサービスデスクなどにServiceNowのワークフローを利用することで、大規模かつ戦略的な顧客志向のイノベーション推進が可能になったという。最近では、アクセンチュアが擁する50万人以上の全従業員がNow Mobileアプリを利用できるようになった。

 ServiceNowのグローバルエリートパートナーであるアクセンチュアは、ServiceNowのグローバル市場開拓における最大のパートナーの1社であり、2020年には「グローバル・パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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