GTEPは、SAPジャパンの営業社員がグローバル人材として一層成長し、顧客企業のグローバル化を確実に支援できるよう、さらなる能力強化を目的として立ち上げたグローバル営業力強化研修プログラム。グロービスは、延べ3,800社以上の日本企業のリーダー人材育成や組織開発を支援してきた知見を生かし、SAPジャパンと共同でプログラム全体の企画/設計/運用を行う。
GTEP初年度は、国内主要企業を担当するSAPジャパンの営業社員約15名が参加し、10ヵ月の間、顧客企業のグローバル経営を推進するための能力の強化を図る。参加者は、プログラムでの学びを活かしながら、実際に顧客企業へアプローチすることで仮説検証を繰り返したり、顧客企業の海外法人を担当する世界各地のSAPの営業部隊との連携を試みたりする。
こうした取り組みにより、このプログラムは日本に留まらず、グローバルのSAP全体に影響力を広げるような取り組みへと進化させていくという。また、期間中はKPI(評価指標)を設定し、参加者の成長と行動変化を可視化するとともに、プログラムの進化を図っていく。これらの学びや活動の集大成として、「SAPジャパンのグローバルで活躍する営業が持つべき心構え、とるべき行動」としてまとめ、今後のSAPジャパンの資産として活用していく方針だとしている。