「空間自在プロジェクト」では、ポストコロナ社会を見据え、人・機能がともに都心に集中した従来の拠点集約型の都市づくりから、交通と通信の融合により、場所や時間に捉われない多様な働き方やくらしを創出する新しい分散型まちづくりの実現を目指す。
コアシティとなる品川開発プロジェクトの共同推進、分散拠点としてのサテライトシティの開発、コアシティとその周辺におけるモビリティサービスの開発を検討し、共同事業化に取り組んでいる。
本コンソーシアムの第1弾として人々の働き方に関する課題解決を目指す「ワークプレイスコミュニティ」を立ち上げ、ワークプレイスの提供サービスにノウハウを持つパートナー企業や、新しい働き方に関心がある企業が参画する。主に、テレワークにおける「メンバー間の会話が減少することでモチベーションも低下する」「ウェブ会議では話し手と聞き手が分かれてしまい、議論が深まらない」などの課題解決のために、各参画企業が持つノウハウやソリューションの情報提供、実証実験を通じて新しい働き方を創造していく。
2021年度は実証実験に合わせて、参画企業との勉強会を開催し、分散型ワークプレイスの商用化を推進していくという。
KDDIは、「Society 5.0」の実現を5Gで加速する、2030年を見据えた次世代社会構想「KDDI Accelerate 5.0」の構想をもとに、様々なパートナーとともに場所・時間にとらわれない豊かなくらしの創出を目指すとしている。
ワークプレイスコミュニティ参画企業(2021年5月時点、五十音順)
- あいおいニッセイ同和損害保険
- アトラエ
- アマゾンウェブサービスジャパン
- 因幡電機産業
- エコモット
- エプソン販売
- オカムラ
- オリックス
- コクヨ
- サンスターグループ
- シスコシステムズ
- 丹青社
- 東京海上日動火災保険
- tonari
- dotD
- 日本電気
- 日本特殊陶業
- 日本マイクロソフト
- ハイラブル
- パナソニックシステムソリューションズジャパン
- プリンスホテル
- ヤマハ