部署立ち上げ後すぐに気づかされたスタートアップ企業との意識の違い
畠山:新規事業の立ち上げと既存事業の改善では手法がまったく異なるため、戸惑う方が多くいらっしゃいます。松嶋さん、内山さんはいかがだったでしょうか。
松嶋:まさにおっしゃる通りです。最初は、スタートアップ企業の取組みを理解しなければならないということで、リサーチ活動をしました。ひたすら名刺交換をするだけの日々です。その中で多くの方から「で、結局何をやりたいんですか?」と聞かれました。そこで、自分たちは何を実現したいのか、何を課題として捉えているのかといった“主体性”が必要なのだと痛烈に感じました。今考えると当たり前のことなのですが、それに気づかされたのが、組織ができて2~3週間経ってからでした。