「無人化サービス」が創出する新たな事業
さらに、無人決済システムを手軽に開始できるサービスとして開発されたのが、簡易型無人決済システム「RRG -SENSE MICRO」だ。やぐらと重機、決済端末まですべてキッティングして提供され、数週間で無人決済店舗を回転することができる。7平方メートルほどのスペースがあり、ネットワークもLTがつながればOK、電源さえつながれば開店が可能だ。
2021年10月には、三菱商事エネルギーの協力のもと、千葉県のガソリンスタンドにフード&カフェを開店。主に大型車のドライバーなどが現金で利用し、ちょっとしたカフェスペースの他、お菓子や飲料、アメニティなども販売されている。こうした無人店舗の展開としては、駅の空きスペースや物流倉庫の休憩所、病院やオフィスビルなど、これまで店舗を出せなかったような場所が想定されている。母店を拠点に数店の無人店舗があり、それぞれ回収して回るというイメージだ。