未来を夢想し、アイデアを具体化する「スターゲイザー」となれ
石井氏は、ビジョンドリブンで仕事や研究する際、スターゲイザー(星を見つめる者、空想家・妄想家・夢想家)になることが肝だという。星を見るときは、ただ裸眼で星を見つめるのではない。望遠鏡を使ったり、天文台を山の上に作ったり、地球を離れて世界を違う視点から見たりする。同様に、ビジョンをもって仕事をする際にも視点を自由に泳がせ、自分自身を違った視点から見ることが必要である。
ただ、それは難しいことでもある。目は自分の身体にくっついており、なかなか自分の視点を自由に泳がせることはできないからだ。