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事業開発の意思決定を突破するアプローチ

3段階のステップで進める新規事業構想──事業の現在位置を知り、次の打ち手に迷わないためのアプローチ

第2回

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STEP2. 事業の現在位置はどこか

 ある程度事業構想が進んでいる場合、起点だけを基に次に何をすればよいか判断するのは難しいです。そこで、前回の記事で紹介した「受容性」「課題性」「実現性」「市場性」「優位性」「収益性」がどれだけ充足しているかをチェックすることで、アイデアが現在どんな状態か知ることができます(今回の図説では、分かりやすいように水槽のボックスとそこに溜まる水で表現しています)。

[画像クリックで拡大表示]
  • 市場性:その市場は成長しうるのか? 魅力的なサイズなのか?
  • 優位性:その戦略によって、競合に対して選ばれ、選ばれ続ける状態を作れるのか?
  • 収益性:その収益モデルで本当に黒字になりうるのか? 事業成立しうるのか?
  • 課題性:その顧客は存在しているのか? 本当に困っているのか?
  • 受容性:その価値は渇望されているのか?
  • 実現性:その仕組みは本当に実現できるのか?

 これらの問いに答えていくために、もう一段、問いを具体化していきます。これには「バリューデザインシンタックス※」というフレームワークを使用して、内容とともに整合性についてもチェックしていきます(※詳しい解説は次回連載でお伝えいたしますが、こちらのnoteでも解説とテンプレートの配布をしています)。

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この記事の著者

酒井 林太郎(サカイ リンタロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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