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経営変革の「思想」と「実装」

ロナルド・ハイフェッツ氏に訊く、企業文化の延長上にある適応型変革──破壊的変革の誤解と依存のジレンマ

第6回ゲスト:ハーバード・ケネディスクール ロナルド・A・ハイフェッツ氏【前編】

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“大きな破壊”ではなく、過去の“文化的DNA”の上に変革は起きる

宇田川元一
埼玉大学経済経営系大学院 准教授 宇田川元一氏

宇田川:冒頭でお話をしたように、私の研究領域は「企業変革」です。ただ一般的にイメージされるような、企業文化などを無視した破壊的な変革、V字回復経営などには少し違和感があります。私の理解では、ハイフェッツ先生も同じ考えをお持ちなのではないかと思っています。一般的には「変革」は、何もかもを捨て去って新しいものを作るというイメージをもたれがちです。そうではなく、何を保持し続けるかというところからスタートするのが、ハイフェッツ先生の考える変革の非常に大きな特徴だと思います。その点についてお聞かせいただけますか。

ハイフェッツ:世の中にはたくさんのクリエイティブな人たちがいて、新しいアイデアを発想します。彼らはそのアイデアに熱中するあまり、自分たちがどんな文化的なDNAを維持していきたいかについては考えない傾向があります。アーティストの場合はそれで構いませんが、企業や行政のリーダーが実践する場合には、それでは危険です。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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