社内コミュニケーションの変革、社内を「繋がる場」に
富士通は抜本的な働き方の改革を進めており、「仕事はオフィスでやるもの」という固定観念を捨て、リモートを含めたハイブリッドワークの体制に転換した。働く場所が離れたのと時を同じくして全社員の75%、約10万人がアクティブユーザーとしてジョインし始めたという。利用しているのはマイクロソフトのYammerだが、部署単位のコミュニティやプロジェクトごとに生まれたコミュニティが社内で計1万を超え、国内では断トツ、世界でもTOP10に入る利用率でアクティブに使われているという。
また、社員を中心に様々な人の意見を吸い上げるデジタルプラットフォーム「VOICE」を導入。これは、エクスペリエンス・マネジメント プラットフォームを提供するクアルトリクス社の「XM(エクスペリエンス・マネジメント)」プラットフォームを利用して、顧客満足度(NPS)、ブランド調査、従業員満足度、変革意識調査などをデジタル情報として収集し、AIを用いて見える化・解析することで、自社の課題やその要因の判断、変化を予測したり、顧客や社員と対話したりするシステムである。