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DX推進リーダーに必要な変革に抵抗する力への処方箋──デジタル庁や大阪ガス、アカデミックの実践知から

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官僚的組織でのDX推進で克服すべき課題

 3名のパネリストの発表後、岩嵜博論氏が「官僚的組織でDXを行う際に克服しなければならない課題とは何か。また何がキーとなるのだろうか」と水を向けた。

岩嵜博論
武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科 教授/ビジネスデザイナー 岩嵜博論氏

 デジタル庁の吉田氏は、DXで一番難しいのは組織文化の異なる出自の人材が集まって仕事をすることにあるだろうと強調した。また、デジタル庁はさまざまな省庁も関係しているため、サイロの問題も起こる。デジタル庁の目的が、市民によいデジタルサービスを届けることだとわかっていても、どうしても自分たちの組織から見た視点で仕事をしてしまうことも多い。しかし、それではよいサービスは届けられないので、共通の土台を作る必要がある。「共通の土台」が、DXを行う際のキーだろうと話した。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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