日本電気（以下、NEC）と信州大学教育・学生支援機構は、同大学の全学横断特別教育プログラムにおいて、NECとBCCが共同開発した、来場者における属性の傾向を分析する「来場者分析サービス～視来リンク～」を活用し、地域活性化に向けたデータ分析のフィールド実証を実施する。
同実証では、同プログラムの受講生が、2022年11月に長野市真島総合スポーツアリーナ（以下、ホワイトリング）で開催されたプロバスケットボールリーグ（B.LEAGUE）B1所属の信州ブレイブウォリアーズのゲームで取得した来場者属性の傾向に基づいて、来場者増加などに向けて立案した施策を実施し、その効果を検証。実施した施策の効果は、2023年1月7日にホワイトリングで開催されたゲーム来場者の属性データと、2022年11月の実証実験で取得したデータとの比較を行い検証するという。
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実証実験の概要は以下のとおり。
内容
- 来場者の属性分析と、データに基づいて立案した来場者増加・グッズ売上増加に向けた施策の実施
- 施策による来場者増加・グッズ売上増加効果の検証
来場者増加・グッズ売上増加に向けた主な実施施策（予定）
- 大学生・専門学校生世代を対象にしたSNS投稿
- 会場内の案内（サイン）をどこに、どのように掲示するかなどのサイン計画のアップデート
- 大学生・専門学校生向けチケット企画
検証方法
- 会場内2ヵ所（入場口、グッズ売場）で来場者の属性（推定年齢、性別、日時、人数カウント）を取得
- 施策実施前（2022年11月）と実施後（2023年1月）のデータを比較し、時間帯ごとの推定年齢・性別データから来場者の属性の傾向を分析し、効果を確認
役割
- 信州大学：取得した来場者属性データの分析、施策立案、実証効果の検証
- NEC／BCC：来場者分析サービス～視来リンク～の提供、現地での測定支援
- 信州ブレイブウォリアーズ：来場者属性データ収集のフィールド提供
