Biz/Zineより、3月30日(木)に開催するオンラインワークショップ、『消費者インサイトを理解するための「エスノグラフィ」活用講座【オンライン】』のお知らせです。
講座概要
- 講座名称:事業開発担当者のための「新規事業アイデア創出」ワークショップ【オンライン】
- 日時:3月30日(木) 10:00~18:00
- 受講料:66,000円(税込) ※テキスト(PDF)代含む
- 詳細・申込:イベントページから
現代の事業/サービス開発では、最大公約数的なペルソナを対象に「マス向け」のソリューションを提供しても、結局、“誰にも響かない”ということが起こります。求められているのは、消費者“一人に刺さる”ソリューションであり、それをつくるためには、情緒的価値に訴えるサービス/プロダクトが必要です。
では、どうすればそれが実現できるのか。その一つが本講座で提供する、消費者インサイトを発見するためのリサーチ、「エスノグラフィ」です。
「エスノグラフィ」とは、文化人類学において調査者が対象者を具体的に観察した結果をまとめた資料です。エスノグラフィは、対象者の行動様式や心理を理解し、どんなことに情緒的価値を感じるかを検討する際に有用です。しかし、エスノグラフィを読み解く“技法”がなければ、十分なインサイトを引き出すことはできません。
本講座は、新規事業担当者やマーケティング戦略・分析担当者を受講対象とし、エスノグラフィの概要の理解と実際の調査に基づく教材を使ったワークショップを通じて、エスノグラフィ調査の要件定義およびインサイト抽出ができるようになることを目指します。多くの企業ではリサーチを自社で全て行うのではなく、外部パートナーとともに設計します。事業会社ではリサーチを事業やサービスの目的に応じて、どのように設計するのか、リサーチ結果をどう読み解くのかが求められており、講座を通じて、そのポイントを習得することを目指します。
講義パートの後に実施されるワークショップでは、ビッグデータをフィールドに見立てて仮想的なフィールドワークを行う新しい手法の一部を模擬的な体験していただきます。
講師は、文化人類学を応用したリサーチやコンサルティングを手掛けるアイデアファンドの代表であり、『アイデア資本主義』の著者・大川内直子氏。