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事業開発の意思決定を突破するアプローチ

事業アイデアの実現を阻む“意思決定”の壁──突破に必要なビジネスモデルの「確信・確証」のつくり方

2023年3月2日開催「Biz/Zine Academy」レポート Vol.1

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ロジックと数字だけで意思決定は突破できない

 意思決定を突破するためには、「そのアイデアに継続投資する価値があるか」という問いと向き合わなければならない。この問いは、ビジネスモデルの各要素で、以下のような個別の問いに分解できる。

[画像クリックで拡大表示]
  • 課題:「本当に困っているのか」
  • 価値:「本当に求められているのか」
  • 仕組み:「本当に作れるのか」
  • 市場:「大きな市場なのか」「成長するのか」
  • 戦略:「勝てるのか」「勝ち続けられるのか」
  • 収益モデル:「儲かるのか」「成立するのか」

 これらすべての問いに応える必要があるが、「こうして論点を整理していくと、次第にロジックの限界が見えてくる」と堀氏は述べる。マクロな観点(市場性、優位性、収益性)からの問いに対してはロジックと数字で応えられるものの、ミクロな観点(課題性、受容性、実現性)からの問いに対しては、どうしてもロジックと数字だけで魅力を伝えきるのは難しい。アイデアを上申する際に「定量調査をしたら3割の人が使いたいと言ってくれました!」「属人的なノウハウを標準化することで安価に提供できます!」などと、ロジックと数値で魅力を伝えようとしても、「本当に?」という疑念はどこまでいっても拭えないだろう。

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この記事の著者

鈴木 陸夫(スズキ アツオ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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