シナリオプランニングを“望ましい未来”を自分たちがつくるために活用する
マーケティング本部傘下のイノベーションセンターは、従来のコア事業であるエネルギー分野、新たなビジネスとしてのバイオ、そしてマテリアル関連という3つのグループに分かれてR&D活動を行っている。この3分野は、同社で「未来共創イニシアチブ」と呼ばれるシナリオプランニングをもとに方向づけられた。
横河電機の未来共創イニシアチブの活動は2019年にスタートし、外部環境分析、不確実性評価、シナリオ作成、シナリオ検証というプロセスを経て、2020年度下期からシナリオを活用するフェーズに入っている[1]。